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    DVD/BD:その1

    お世話になっております。


    フルハイビジョンデジタルビデオカメラで撮影したビデオを、DVDやBlu-rayに焼いて保存するところまでは、カメラの説明書に書いてあることと思います。

    しかし、そのDVDやBlu-rayをコピーしてお知り合いやご家族にさしあげたり、パソコンのハードディスクに保存したり、あるいはメディア変換(mp4ファイルなど)してスマートフォンやタブレットなどの様々な機器で楽しんだり、といった方法は、書いていないことが多いですよね。


    今回は、ご自分で撮影されたDVD/BDの、パソコンへの保存とコピーの仕方を、解説いたします。

    説明が長くなりますので、3回の記事に分けたいと思います。

    1回目のこの記事では、DVD/BDをパソコンに保存する方法を、

    2回目の記事では、パソコンに保存したデータをDVD/BDに焼く方法を説明いたします。

    3回目に、「おまけ記事」として、説明を省略した部分を補おうと思います。


    【注意】

    なお、ここで解説する方法を使うと、市販の、著作権者・著作隣接権者の許諾が必要なDVD/Blu-rayソフトもコピーできてしまう場合があります。

    著作権者等の許諾が必要なソフトをコピーするときは、著作権者等の許諾を得ること(許諾を得る検討のための資料作成は違法ではなくなります)、許諾が必要かどうかわからないものまで無差別にコピーすることは控えること、など、著作権法に気をつけて、下記のソフトウェアやコピー手段を利用してください。

    「え?!自分で購入したDVDもコピー(保存)しちゃいけないの?」と思うかもしれませんが、「コピー制御」がほどこされていないCDなどの音楽メディアと異なり、「コピー制御」技術がほどこされているDVDの場合は私的にも複製してはいけないことになっています。

    逆に言えば「コピー制御」技術がほどこされていないDVDであれば、私的な複製は違法ではない、はずです。

    「コピー制御」技術がほどこされているかどうか、どこでわかるかというと、DVDのパッケージのどこかに「複製不能」と書いてあれば、たぶんなんらかの「コピー制御」技術がほどこされています。たぶんですが。

    当たり前の話ですが、「コピー制御」技術がほどこされていないからといって、著作権が無いわけではありませんので、コピーして配ったり動画サイトにアップロードしたりするのは著作権法違反になります(音楽CDと同じと考えてください)。

    パブリックドメインに属するコンテンツは別です。


    ここでは、可能な限り、クロスプラットフォームの(WindowsでもMacでもLinuxでも使える)ツールをご紹介しますが、「Windowsの超初心者ユーザ」を想定読者にしています。

    他の環境の方は、適宜読み替えてください。


    用意するもの

    必要なソフト、あると便利なソフトを挙げます。すべて無料のソフトです。

    • DVDFab HD Decrypter(Windows/Mac版。Linuxはwineでバージョン6の動作が確認されています)

    このソフトは、まず有料のDVDFabというソフトの「お試し版」としてインストールされます。

    「試用期限」の間(30日間)は、すべての機能を使用することができます。

    「試用期限」が過ぎると、フリーソフトのHD Decrypterに切り替わります。

    「有料版」は、これひとつでDVD/Blu-rayに焼くことや、メディア変換(mp4などの動画ファイルへの変換)が楽にできてしまうという優れものですが、ここでの目的(自作のDVD/BDをコピーすること)に限れば無料版で充分です。


    • ImgBurn(Windows版のみですが、Linuxではwineで動作するようです。Mac版wineでは未確認)

    パソコンに保存したDVDのコピーは、ISOファイルとして保存されます(これを「イメージファイル」といいます)。

    ISOファイルをDVDに焼くときにこのソフトを使います。

    また、DVDFabの試用期限が切れてHD Decrypterとなった後は、このソフトを仲介してISOファイルを作成することになります。

    このソフトは英語版ですが、日本語化することも可能です。


    コピーしたDVDの、ISOファイルを、そのまま開いて観ることができるソフトです。

    ISOファイルの作成に成功したかどうかをチェックするのに使います。

    Blu-rayディスクは、ISOファイルをそのまま開いて再生することはできませんが、後述するPhantom Burnerと組み合わせることで、再生が可能です。


    • VLC Blu-Ray(Windows/Mac/Linuxクロスプラットフォーム)

    Blu-Rayには、AACSというコピー制御技術が用いられ、PCではコピーどころか再生すらできませんが、これをインストールすれば、上述のVLCで再生することができます。

    くれぐれも著作権者等の許諾が必要なコンテンツでの利用には、著作権者等の許諾が必要なことに注意してください。


    仮想DVD/BDドライブとなるソフトです。

    ISOファイルを「マウント」することで、あたかもパソコンにDVD/BDドライブが一台接続されているかのように扱うことができます。

    Blu-rayのチェックで使います。

    また、仮想のドライブとしてだけでなく、仮想のDVDやBDメディアを作成することもできます。

    (ただし無料版は、作成できる仮想メディアの容量に制限があります)


    (※Mac、Linuxでは、ISOファイルのマウントをOS標準のユーティリティで行うことができます。MacでISOをマウントした時に文字化けする場合、Toastのコピーモードを使うと良いようです。LinuxでのイメージマウントにGUI環境を提供するツールとしてはFurius ISO Mountが有名です)


    次に、ソフト以外に必要なものですが、当然、メディア(ディスク)が必要となります。

    DVDを作成する場合DVD-Rを、BDを作成する場合BD-Rを用意します。

    いずれもThat'sブランドの太陽誘電製がオススメ!といいたいところですが、長年、同社は福島県伊達市にある「ザッツ福島」で記録メディアの生産を行なってきましたが、近年では世情により、海外製のものが市場に出ているようで、That'sブランドの信頼性に疑問を持つ声も出ています。

    まあ、世の中、そういう流れですから、しかたがないのですけどね~。

    ともあれ、That's以外では「これが勧められる」というものがないので、That'sを買っておきましょう。

    ↓DIGAとの相性ということでハードコートを掲載しましたが、プリンタとの相性で分厚すぎるかもしれませんし、プリンタブルでないものの方が安いです。あとBD-RはレコーダがThat'sの6倍速に対応しているかメーカーのサイトで確認したほうが良いみたい(ファームウェアのアプデで解決という例がゴロゴロ)。



    注意すること

    まず、ディスクのコピーを保存する、パソコンのハードディスクのフォーマットがFAT形式で【ない】ことを確認してください。

    おそらく、家電屋で購入した、メーカー製のWindowsだと、NTFS形式のフォーマットになっているはずで、大丈夫です。

    外付けのハードディスクをFAT形式でフォーマットしていたりすると、DVDのコピーのような、4GBを超えるファイルを作成することができません。

    そのような場合、NTFS形式でフォーマットしなおしてください(フォーマットすると、そのハードディスクにあったファイルはすべて消えますので、ご注意ください)。


    また、DVDを焼くにはDVDライティング機能のあるDVDドライブが、BDを焼くにはBDライティング機能のあるBDドライブがパソコンに接続されている必要があります。

    現在市場に出ているメーカー製パソコンのほとんどは、DVDライティングができます。

    ご使用のパソコンに付属しているドライブの機能をご確認ください。



    ImgBurnのインストール

    ImgBurnの「Mirror~」と書いてあるリンクのどこでもいいのでクリックして、「Click Here To Download」をクリックして、ダウンロードして、実行するだけです。

    日本語化するには、日本語化工房から、インストールしたImgBurnと同じバージョンのファイルをダウンロードし、適用してください。

    繰り返しますが、バージョン番号に気をつけてください。



    VLCメディアプレイヤーのインストール

    VLC media playerからダウンロードして、実行するだけです。

    DVDFab(HD Decrypter)のインストール

    これは、設定の項目が大量にあって、途中で挫折しがちですが、はじめは何も設定をいじらずに、そのまま使ってみてください。

    設定項目に関心が出てきたら、あらためて設定してみてください。

    設定項目の意味については、別途おまけ記事を書きたいと思います。


    まずDVDFab HD Decrypterをダウンロードします。


    DVDFab****Qt.exeを実行します(****の部分にはバージョン番号が入ります)。

    「セキュリティの警告」が出るので「実行」をクリックします。

    セキュリティの警告

    「ユーザーアカウント制御」が出るので「はい」をクリックします。

    言語の選択が出るので「日本語」を選んで「OK」をクリックします。

    言語の選択

    「セットアップウィザードの開始」が出るので「次へ」をクリックします。

    セットアップウィザードの開始

    「使用許諾契約書の同意」が出るので「同意する」を選んで「次へ」をクリックします。

    使用許諾契約書

    「インストール先の指定」が出るので、普通はそのままで、「次へ」をクリックします。

    インストール先の指定

    「プログラムグループの指定」が出るので「次へ」をクリックします。

    プログラムグループの指定

    「追加タスク一覧」が出るので、「デスクトップ上にアイコンを作成する」だけチェックを入れて、「次へ」をクリックします。

    追加タスク一覧

    インストールが始まります。

    「情報」が出るので「次へ」をクリックします。

    情報

    「セットアップウィザードの完了」が出るので、「新機能」のチェックをはずし、「完了」をクリックします。

    セットアップウィザードの完了

    以上でインストールは終了です。

    DVDFabが立ち上がっているはずです。


    DVDFab(HD Decrypter)の設定

    上述したように、「設定は細かくて面倒なので、まずはそのままの状態で」使ってみることをオススメします。

    しかし、「必要最低限」の設定というのはやはり必要でして、ここに画面を貼り付けていきますので、それとまったく同じ設定にしてみてください。

    個別の環境ごとに変える必要が出てきたときは、後で「おまけ記事」を書きますので、そちらを参考にしてください。


    まず右上の緑色地に白いチェックが入ったボタンをクリックしてください。


    設定

    (1)「共通設定(Common Settings)」画面が開きますので、「通常(General)」をクリックします。


    通常

    最初のこの画面ではとくに変更するべきところはないのですが、もし「出力ディレクトリのサブフォルダにファイルを作成する(Create files in subfolders of output directory)」にチェックが入っていたら、はずしてください。


    「出力ディレクトリ(Output directory)」は、できればC:ドライブ(Windowsのシステムドライブ)以外の、データ用ドライブ(D:ドライブなど)に"DVD"などのフォルダを作り、そこへ出力するようにしておきます。


    (2)「診断(Diagnosis)」をクリックします。


    診断

    「レポートプログラム」のチェックをオフにします。


    (3)「DVD/Blu-ray」→「保護(Protection)」→「DVD」をクリックします。


    DVD

    「レイヤーブレークを除去する」のチェックをはずします。


    以上で設定は終わりです。

    「確認」ボタンをクリックしてください。

    DVDFabの再起動を促されたら「OK」をクリックして、一度右上の「×」で閉じて、もう一度起動してください。



    DVDFab(HD Decrypter)を使ってパソコンにコピーする

    DVDもBlu-rayも、無料版(HD Decrypter)の場合、「コピー」機能しか使えません。

    つまり画面左側の「DVDコピー」と「Blu-rayコピー」のみ有効です。


    ただ、この記事を読みながらインストールした場合、まだ「試用期限」が切れていない状態のはずです。

    まずはその「お試し機能」を使って、楽にコピーするところからはじめましょう。

    「試用期限」が切れた後の方法は、第3回の記事にまとめて書きたいと思います。



    とりあえず、まずはDVDのコピーについて説明します。Blu-rayについてもほとんど同じ作業ですが、細かい違いについては後述します。

    まずPCのDVD(BD)ドライブにコピーしたい、オリジナルのディスクを入れてください。

    DVDFabが解析を始めます。


    解析

    ↑のような画面が終わったら、↓のような画面になります。


    DVDコピー

    DVDのコピーの場合、画面中の(1)→(2)→(3)→(4)の順にクリックしていけばコピー完了です。


    (1)の「フルディスク」を選択すると、DVD全体をまるごとコピーします。

    (「メインムービー」を選択すると、DVDの中の、自分で選択したチャプターのみコピーできます)


    (2)のアイコンをクリックすると、「ISOイメージファイルの選択」ダイアログが出ます↓。

    ISOイメージファイルの選択

    先に、「D:ドライブに"DVD"というタイトルのフォルダを作って、そこに保存するのが良い」と言いましたが、私の環境ではF:ドライブがデータドライブなので、F:\DVD\というフォルダにISOファイルを保存します。

    正確には、\DVD\の下に「新しいフォルダー」を作って、その中にISOファイルを保存しているところです。

    ISOファイルの名前を決めたら、「確認」ボタンをクリックします。


    (3)の箇所で、「DVD5」と「DVD9」が選べますが、「DVD9」を選んでください。

    (無料版になると「DVD9」しか選べません)


    「ボリュームラベル」は好きに変えられますが、_(アンダースコア)か数字、アルファベット以外は使えません。


    (4)の「開始」ボタンをクリックすると、コピーが始まります↓。


    開始

    「残り時間 01:06:39」などと出ていますが、作業が進行するにつれて、どんどん残り時間が短縮されていきます。


    コピーが無事終わると、「完了しました」と出るので↓「確認」をクリックします。


    完了

    結局、8GBもある2層式のDVDが、17分弱でコピーできました↓(この記事を書きながらなので実際はもっと速いです)。DVDのコピーツールとしてはかなり速い方です。


    終了

    「終了」ボタンをクリックして、右上の「×」で終了させてください。



    最後にコピーが成功したかどうか、チェックします。


    VLCメディアプレイヤーを起動してください。

    「メディア」>「ファイルを開く」>(先に出力したISOファイルを選択)>「開く」

    でDVDが再生されれば、成功です。

    チェックのポイントは、再生開始後、スライダーを「3分の1地点」「3分の2地点」に動かしてスムーズに再生されているか、「次のチャプター」をクリックして機能するか、「メニュー」をクリックしてメニュー画面が出るか、ぐらいで良いのではないでしょうか。

    DVDのコピーに関しては、致命的な失敗は、あまり起きないと思います。

    後から失敗に気づいたら、またコピーすれば良いだけのハナシですし。


    DVDのコピーに関しては、今回は以上です。


    次回は、PCにコピーしたイメージファイルから、DVDメディアへのコピーについて解説します。


    DVD-Rメディア(2層式の場合はDVD-R DL)を用意してお待ちください。


    Blu-rayの場合

    Blu-rayディスクのコピーを行うには、まずPCでBlu-rayディスクを観ることができなければなりません。

    そこで、上述したように、VLC Blu-Ray(Windows/Mac/Linuxクロスプラットフォーム)をインストールします。


    (※2012年10月1日より、著作権者・著作隣接権者の許諾なしに(許諾を受けることの検討を行う場合は除く)DVDのCSSやBlu-rayのAACSを解除して複製・復元することは著作権法違反になります。著作権者・著作隣接権者の許諾を受けていないソフトを、このライブラリを用いて再生しないように気をつけてください)


    VLC Blu-rayは、ダブルクリックでインストール完了、アップデートも自動的、というわけにはいかないので、「めんどうくさいこと」は嫌だ!という方にはPasskey Liteという選択肢もあります(たぶんこれはWindowsのみ)。



    KEYS DATABASEのget the fileをクリックしてKEYDB.cfgをダウンロードします。

    ダウンロードしたファイルの保存先は、そのページに書いてある通りですが、Windowsユーザーの方で%APPDATA%というのがどこなのか、わからない、という方もいらっしゃると思います。

    Windowsユーザの方は、Windowsキー(キーボード左下、CtrlAltの間にあります)を押しながら[R]キーを押してください。

    「ファイル名を指定して実行」ダイアログが出ますので、そのまま「%APPDATA%」と入力して[OK]をクリックしてください。


    APPDATA

    たいていのWindowsでは(Vista以降では)C:\Users\{ユーザ名}\AppData\Roaming\ディレクトリが開くと思います。

    ここに\aacsという新しいフォルダーを作って、そこにダウンロードしたKEYDB.cfgファイルを入れます。


    次に、AACS DYNAMIC LIBRARYの、ご自分の環境用のthat fileをクリックしてダウンロードしてください。

    自分のWindowsが32bitか64bitかわからない、という方は、たぶん32bitです。たぶん。

    ダウンロードしたlibaacs.dll(Windowsの場合)を、VLCメディアプレイヤーをインストールしたフォルダに入れてください(Windowsの場合)。

    VLCメディアプレイヤーは(Windowsの場合)

    C:\Program Files\VideoLAN\VLC\の中にvlc.exeがあります。たぶん。



    次に、Windowsのみですが、Phantom Burnerをインストールします。

    (上述のようにMacとLinuxはISOファイルをマウントできるので必要無いです。Macでマウントに問題が生じたら、たいていToastの「コピーモード」が解決します。たぶん)


    このFree Trial版をダウンロードして実行すればインストール完了です。


    Phantom Burner

    「コンピューター」を開くと、↑こんな風に新しいディスクドライブができていると思います。



    以上で準備は終わりです。



    DVDFabですが、DVDのときと同じで、(1)→(2)→(3)→(4)の順にクリックで完成です。


    Blu-ray

    (3)のところで「BD50」と「BD25」が選べますが、「BD50」を選んでください。

    (試用期限が終了すると「BD50」しか選べなくなります)



    コピーが終わったら、ISOファイルをマウントしてください。

    Windowsの方は、「コンピューター」を開き、Phantom Burnerのアイコンで右クリック>Mount Image、から、出力したISOファイルを選択してください。



    マウント

    マウントしたら、VLCメディアプレーヤーを起動し、

    メディア>ディスクを開く>「ブルーレイ」を選択>「ディスクデバイス」でマウントしたドライブを選択>「再生」をクリック

    で再生されるかチェックしてください。


    ただ、BDの場合、VLCのスライダーと再生の進捗状況が一致していない、「次のチャプター」ボタンが効かない、「メニュー」も効かない(最初からの再生になってしまう)などの現象が起きるようです。

    でも再生されていれば、たぶんコピーは成功です。たぶん。

    早送りは効きます。



    というわけで、今回は終わりです。



    お疲れ様でした。


    あ、Windowsの方は、Phantom Burnerで右クリック>Ejectでマウント解除しておいてください。


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